2024年9月18日水曜日

2024年紀北地区カブ大会「鮎のつかみ取り」

 


ボーイスカウト紀北地区協議会です
2024年度のカブ大会
2024年9月16日(祝月)
紀北青少年の家で行われました


今回は「鮎のつかみ取り」です
地元の養殖業者さんに
鮎を搬送してもらいました


参加者は100名超

スカウトは鮎のつかみ取りが

出来るというので

待ち焦がれてた大会だったそうです



思ってたより大きな鮎

びっくりです



開会式のあと
紀北地区のカブスカウト全員で
大輪をします


ゲームで温まった後
お待ちかねの鮎のつかみ取りですが
串も自分で作ります


素手で鮎を掴むのですが
鮎が元気なのと
よく滑るので、なかなか
ゲットできません


悪戦苦闘しながら
捕まえた鮎をポリ袋に入れて
氷でしめます


子どもってこんなに

無邪気に楽しむんだと感心するぐらい

喜んでつかみ取りをしてましたよ



自分で作った串に鮎をさします
間違えないように
串には名前を書いてありますよ


炭でゆっくりと焼き上げます


素晴らしい焼き上がりです


塩焼きですが
本当に美味しかったです


午後のプログラムは

ネイチャーゲーム

和歌山県のネイチャーゲーム協会の

理事長でもあるカブの隊長さんが

指導します



自然の中に紛れる人工物を探してます


各団のスカウトを混成にして
組み分けをして、ゲームしました
採点発表です


一番、得点の高い組に

カブスカウトですので

祝声で称えます




ボーイスカウト紀北地区協議会の

カブ大会も無事、終了

みなさんお疲れ様でした


2024年9月14日土曜日

山本一郎氏を偲ぶ会

 


長年、和歌山県連のみならず日本連盟においても

ボーイスカウト活動に人生の熱意をかけて取り組んでいただいた

海草第1団の団委員長であり、和歌山県連の元連盟長、日本連盟の元副理事長の

山本一郎氏を偲ぶ会が

2024年9月8日(日)和歌山グランヴィアに於いて

厳かに行われました




故山本一郎氏は和歌山連盟に於いては

若くして理事長を務められ長きの間

和歌山連盟にご尽力いただきました

現理事長の仙石より主催の挨拶をいたします


県青少年育成協会の会長である

和歌山県知事岸本周平様より追悼のご挨拶です

故山本一郎氏は県青少年育成協会の副会長でもありました



ボーイスカウト日本連盟より

顧問・前専務理事の佐野友保様の追悼の辞


友人代表で古くからのボーイスカウト仲間であり
県青少年育成協会副会長の仲間でもある
松岡脩平様の追悼の辞


故山本一郎氏の紹介を
ボーイスカウト海草第1団の赤居地区コミッショナーに
お願いいたしました



ボーイスカウト海草第1団の代表挨拶で
スカウトが涙ながらの思い出を語りました


閉会の挨拶は
岩橋延直青少年協会副会長にいただきました



参列者が献花をして1時間で偲ぶ会は終了しました
その後、山本一郎氏を語る会が
行われました


多くの方に慕われた故山本一郎氏
ボーイスカウトにかかわらず
青少年の育成に尽くされた姿は
みんなの模範になるものでした
安らかにお眠りください

2024年9月1日日曜日

第18回紀北地区キャンポリー;橋本第2団やたがらすビレッジ





ボーイスカウト橋本第2団です
8/16-18にかけ、Hashi2boysたちは「第18回紀北地区キャンポリーin熊野古道」に参加してきました。

「山川千里を過ぎ、遂に寶前に奉拝す、感涙禁じ難し」
(藤原定家『明月記』より~)
数々の難所を超え、大斎原(おおゆのはら)の神々しさに触れた時の感動は、かの藤原定家や後鳥羽院も、そしてスカウト達も同じでしょう・・・。



バス乗込は朝の6時30分



初日のハイキング「熊野古道~小雲取り越えルート」。バスを降りたらスタートです。全員揃ったことを報告して、ビレッジ単位で出発です。



スカウト達には古道の「王子」毎にスタンプを押すよう手帳が渡されています。スタンプが各所に設置されています


熊野古道は、また生活道路として様々な姿をしています。


外国人のハイカーもかなり多く、スペインから来られたスカウトの方にも声をかけてもらえましたよ。


石段や木道、コンクリート道路、路地裏…、いろんな姿の熊野古道です。


小雲取り越えルートは木立の中を進む事と、標高が高い事もあり、風が結構涼しいそうです。下山してサイトに近づいていくと、逆に暑さが増すそうです。


夕日のメッカ、「百間ぐら」です。数少ないビューポイントですが、本当に眺めが素晴らしい






大会用キャップの赤が目立ちます。民家の合間をくぐる熊野古道…。


広報担当は先回りして「小和瀬渡し場跡」で待機。きたきた~


スタンプを押して休憩したら、はいゴールの「小口自然の家」まであともう少しですよ






キャンプ場に到着しました橋本2団のビレッジグループ「やたがらすビレッジ」です。全員リタイヤなく無事に到着しました


「自分の寝床は自分で作ります」ですよね(笑)。
到着しましたら、手際よくタープを立てて共用スペース作りです。


合っているのか、間違っているのか…。先輩スカウトに聞きながら、また先輩として優しく教えている所が良いですね。


こうした方が良いという過去の経験を、余すことなく、後輩にも教えていきます。



Newboys達(小6)が最多の八咫烏ビレッジです。分からないなりに協力し合ってサイト作りです。


初日の夕食は「熊野牛カレー」です。数々見てきた歴代の野外カレーで、最強に贅沢なカレーの予感…。


材料が無駄にならないように、美味しく作ってほしいものです…。本物の「熊野牛」のカレーだゾ。


運営部のスタッフさんが、手早く玉ねぎを剥く方法を伝授してくれました。


えーっ、ホンマに熊野牛がこんなに沢山!これはいけそうですよー


今年は料理の得意なスカウトもいるし、安心して任せられますね。


さて、夕食後に開会式・・・の予定でしたが、調理に時間が掛かりましたので、式後のお楽しみという事になりました。


日没後からの開会式は、雰囲気がありますね。
カメラを持つものとしては厳しいですが…。


スカウト宣誓と連盟歌ソングリーダーは、我ら橋本2団のスカウトが担当しました。格好いい~。



ビレッジ長の任命。ここから本格的なキャンプ運営が始まります。


で・・・、そのお楽しみとやらの「熊野牛カレー」や如何に…。ゴロゴロ肉の美味しいカレーになりました。


八咫烏ビレッジ全貌。


朝食はサンドウィッチです。毎食結構ボリュームがあるのは朝も同じです


ビレッジ毎に行われる朝礼。体調の確認から始まります。







2日目の午前のプログラムは、サイトから500mほど遡上した先での川遊びです。帰りはキャニオニングで帰って来てね。(キャニオニングにしては水量が少なかったそうです)


早速銃口を向けらています。


この川、見た目以上に浅瀬が少なく、3歩先にはリアルに深みが広がります。面白いと危険は表裏一体やわ。


おー、カブ隊から続く「水生生物観察」ですね。大変に人懐っこいカエルを見つけたそうです。



副長が木の幹にロープをかけてくれました。
これはもうこうするしかないでしょう(笑)


遊泳後は、スカウト達はキャンプサイトまでキャニオニングをしながら帰っていきました。




海鮮パスタか…。せやな~
と、思わず手を出してしまう広報担当です。これ、なかなか限られた材料で調理するのが難しい



午後の時間を使って、八咫烏ビレッジではコンパスの使い方の読図の勉強をしました



来月にはまた山小屋泊の登山を予定しているHashi2boysです。読図は必須だよ。



おや、この視線の向け方…、どっかのカレンダーで見たことがあるような…。スカウトカレンダーをご覧下さいね。往時のカブスカウトがここに居ますよ。


2日目の夕食は「プルコギ焼肉」です。遠慮することになく食べられるほどのボリュームです。



無駄が出ないよう、しっかりとレクチャーしますよ。美味しく食べられるよう、切り方も丁寧にね。



営火は少し趣向を変えて、語り部のベテラン先生をお招きし、熊野古道のお話を聞かせて頂きました。代々熊野古道沿いに居を構え、行き交う人々を見守ってきた、ガチの語り部さんです。



制約があり営火は小さいですが、語り部の雰囲気ととてもマッチします



「熊野」の語源、極楽浄土や神仏習合など、わかりやすくスカウト達に語り掛けてくれました。


語り部の先生への謝辞。橋本2団のスカウトが担当しました。今日教わった事を、ぜひ明日の熊野古道ハイクの参考にしてみて



3日目の朝。各自のテントの点検です。


ビレッジ長から体調の確認と各テントの点検をうけます。



朝食後には早々に撤収、閉村式を行います。
3日目は再びの熊野古道ハイク。発心門王子~熊野本宮大社ルートを歩きます


3日間お世話になったサイトに弥栄を全員で送ります。



昨日の語り部の先生のお宅がルート途上の「伏拝王子」にあり、嬉しい事にスカウト達の通過を待ってくれていました。ご自宅裏の茶畑から望む果無山脈を案内下さりました。


伏拝王子の地に、代々茶屋を営む家系の方で、「茶屋」の名前は地名として今も残っています。歴史上の有名人たちがここを通り、同じ景色を見ていたのです。



語り部の先生のご厚意で、ご自宅の冷た~い井戸水をいただきました。


ゴールは大斎原(おおゆのはら・旧殿地)ですが、ここまでたどり着いて一段落出す。熊野本宮大社です。


ゴール地点、大斎原へ移動。日本一の大きさを誇る大鳥居がお出迎えです。



全てのプログラムが無事に終了し、ここ大斎原の地で閉会式です。


「山川千里を過ぎ、遂に寶前に奉拝す、感涙禁じ難し」(藤原定家『明月記』より~)




テーマ「神聖なる熊野古道を歩き、自然とともに歴史を学ぶ」の通り、今回は2日間にかけ、世界遺産の熊野古道を歩くプログラムがあり、これに向けてスカウト達は今春からの訓練キャンプ・訓練ハイキングを続けてきました。
その甲斐もあり、「ビレッジ形式」を採った今回のキャンプでは、Hashi2boys達の手際良さやハイキング・野外料理慣れなど、日頃の成果が発揮され、広報担当(カブ隊長)としてもまたその「スカウト達の成長」を垣間見ることの出来た、嬉しい機会となりました。へ~っ、もうそんなに出来ちゃうんやー ってね。
「語り部さんによるレクチャー」付きの熊野古道ハイキング、熊野牛カレーや地元名産「めはり寿司」の夕食、キャニオニングなど、次にまた「行けるか」・「やれるか」が「?」な大変貴重な体験を、今夏スカウト達は積んできました。まさに『歴史をライブで』。実際に体験したものこそが身に付き、込められた思いを共有できます。 クーラーの効いた部屋だけの夏では得られない、いいものを身に付けました
よ。